午前9時30分に新宮市熊野川町田長道の駅にて、一般参加者24名とスタッフ8名総計32名が集合しました。
出発前に説明及び主催者の挨拶が行われ、その後マイクロバスなどに分乗して田長谷林道を約40分程上り、道中でスギ大経木の間伐搬出の見学を行い、最初の観察地であるアケボノツツジなどのツツジ群生地入口に着きました。
約10分の山歩きでアケボノツツジ群生地に到着し、そこでは、満開に咲いているアケボノツツジの花を眺めようと、参加者全員が足を止めてピンク色の美しい花に見とれていました。
次の観察地のため下山し、もう一カ所のアケボノツツジ群生地へと移動しました。
入山して15分程で到着し、こちらも満開に咲いておりました。
ツツジ観察の後、昼飯場所の地蔵茶屋に移動して、約1時間の休憩をとり、また林道を30分戻って最後の観察地「森林自然公園」に移動しました。
100年~200年生のモミやツガの大木と多種の広葉樹林の中を30分程歩いて、尾板トガサワラの大木(指定樹齢300年生)の前で、休みながら楽しく植物の勉強をしました。
天気の方は曇りでしたが、熊野の自然を肌で感じることができたと思います。
山を後にして林道を下り、元の駐車場に戻り、最後に解散の挨拶をして、今日の自然観察会は無事に終了しました。



