田長谷自然観察会の実施報告パート2
当財団主催による例年大人気の田長谷自然観察会を実施しました。当初予定していた4月27日は雨予報だったため、予備日の4月29日に延期しての実施しました。しかし、延期当日もどんより曇り空。天気予報では曇りのち雨・・・・午前中は降らずにもってくれることを願いつつ・・催行しました。
観察地では辺り一面、霧で覆われて眺望は残念ながらみれませんでしたが、霧の中のアケボノツツジやヤマツツジ、ヒカゲツツジ、ウンゼンツツジ、トサノミツバツツジ、シャクナゲのつぼみなども観察していただくことができました。2ケ所の観察地を訪れ、昨年より開花は少なめでしたが、
通常ではなかなか観ることのない、雨で生き生きとした新緑の熊野の山での霧の中の自然観察会となりました。
ご参加の皆さんは、「新緑の緑がきれいで癒される。」「こんな幻想的な霧の中のアケボノツツジもすてき!」「こんな体験なかなかできないわ!よかった~!」と喜んでいただくことができました。
その後地蔵茶屋で昼食をとり、講師の南先生が収集された固有種のナチマイマイ、シゲオマイマイの標本を見せていただき、生息していそうな場所、環境などを聞き、参加者のみなさんも大きなカタツムリに驚かれていました。
午後から予定だった、田長谷県立自然公園の巨木等自然観察は、雨量が高い予報のため中止として、来年は晴れることを願いつつ無事に閉会しました。