令和年5月11日(土)当公益財団法人主催による「春の自然観察会」を開催しました。
当日は天気に恵まれ、参加者は春の陽気の中で和やかに自然観察を楽しまれました。
午前9時30分に新宮市熊野川町田長道の駅にて、一般参加者16名とスタッフ5名と総計21名が集合しました。
出発前に説明及び主催者の挨拶が行われ、その後マイクロバスなどに分乗して田長谷林道を約30分程上り、最初の観察地であるアケボノツツジなどのツツジ群生地入口に移動しました。
約10分の山歩きでアケボノツツジ群生地に到着しましが、今年は気候のためか花の付き具合がまばらで、数本の木に花が咲いている状態でしたが、少ないながらも参加者は花を楽しむことができました。
次の観察地「森林自然公園」では、100年~200年生のモミやツガの大木と多種の広葉樹林の中を約30分程歩いて、尾根のトガサワラの大木(指定樹齢300年)の前で、休みながら楽しく植物の勉強をしました。また途中の道沿いにはシャクナゲが美しく咲いていました。
山を下った後に解散の挨拶をして、当日の自然観察会は無事に終了しました。
平成31年度実績
令和元年5月11日 春の自然観察会
令和2年1月25日(土)の植樹活動
令和2年1月25日(土)和歌山県警察本部生活安全部少年課及び当財団の共催による立ち直り支援活動「ふるさとすくすく森づくり」を実施した。
新宮市熊野川町赤木の㈱浦木林業所有地の景観向上として、ヤマザクラ・イロハモミジ・ヤマボウシ・アカガシ・ウラジロガシの広葉樹5種類計50本を植樹した。
植樹する木や植樹方法については、当財団事務局から説明を行った。植樹については植樹する2区画に分かれ、鍬で植穴を掘り苗木を植えた後に食害対策として防獣筒(ハイトシェルター)を設置した。
土捨て場であったことから地面が固く、植穴を掘るのに苦労したが、参加者の頑張りで無事に植樹作業を終えることができた。
植樹後は浦木林業久保氏所有の古民家に移動し、全員で昼食(おにぎり、豚汁)をとり、最後に少年補導員連絡会柳本会長からの挨拶をもって閉会した。