ホーム普及啓発事業令和4年度実績

令和4年度実績

令和5年2月25日(土)植樹活動

 令和5年2月25日(土)新宮警察署少年補導員連絡会の主催、当財団及び新宮警察署の後援による11回目となる植樹活動「ふるさとすくすく森づくり」を3年ぶりに実施しました。

 前日は雨でしたが、当日は快晴となり春の日ざしを浴びながらの開催となりました。
 
 新宮市・那智勝浦町の5つの少年野球チームに所属する小学生児童や保護者ら43人が参加してくれました。
 
 新宮市熊野川町赤木の㈱浦木林業所有地に「どんぐりの森をつくろう!」をコンセプトにクリ、コナラ、クヌギ、アカカシ、アベマキの5種類、計50本をチームごとに各種2本ずつ、計10本を植樹してもらいました。

 植樹する木や植樹方法については、当財団事務局職員から説明を行いました。

 植樹する区画ごとに5チームに分かれて、鍬で穴を掘り苗木を植えた後に食害対策として防獣筒を設置し各自プレートに名前を書いて吊るしました。

 記念写真を撮影後に昼食(おにぎり、豚汁・ぜんざい)をとり、最後に主催者からの挨拶をもって閉会しました。

 植樹した木の名前を子どもたちが互いに声に出して覚えあっている姿も見られるなど、木への関心がうかがえる場面もあり、終始楽しい時間を過ごしていただくことができました。

令和4年10月1日(土) 「丸太筏で川遊び」体験イベント

 瀞峡(奈良県十津川村)で「丸太筏で川遊び」体験イベントを実施しました。

 和歌山県と三重県から、合計子ども8名(小学生~中学生)大人11名の参加があり、午前・午後の部に分けて開会式後各自自己紹介をして、友達の名前を覚えてから、筏の重さを体感したり、実際川に浮かべて丸太筏の乗船体験を行いました。

 保護者はメガサップに乗って伴走しながら、子ども達の様子を見守っていました。

 筏は長さ2mの丸太を厚さ10cmの太鼓挽きしたものを4本連結して作り、数は2基用意しました。筏の浮力については、2人乗っても沈むことはなくみんなで力を合わせて筏師になって漕いでくれました。

 当初9月17日実施予定でしたが、悪天候で延期となり、ウェットスーツを着用してもらい、子供たちは元気に川で遊び「楽しかった!また乗って遊びたい!」と喜んでくれていました。

 熊野地方のかつての木材輸送方法である筏を組んで流していた場所で、実際に漕いで筏師体験をしてもらい、楽しみながら学びを得ることを目的として実施しました。

 来年度は、場所を新宮市熊野川町赤木に移しての実施を計画しています。

令和4年5月3日 春の自然観察会

 令和4年5月3日(火)当公益財団法人主催による「春の自然観察会」を開催しました。

 当日は天気に恵まれ、参加者は春の陽気の中で和やかに自然観察を楽しまれました。

 午前9時30分に新宮市熊野川町田長道の駅にて、一般参加者22名とスタッフ8名と総計30名が集合しました。

 出発前に説明及び主催者の挨拶が行われ、その後マイクロバスなどに分乗して田長谷林道を約30分程上り、最初の観察地であるアケボノツツジなどのツツジ群生地入口に移動しました。

 約10分の山歩きでアケボノツツジ群生地に到着しましが、今年は気候のためか花の付き具合がまばらで、数本の木に花が咲いている状態でしたが、少ないながらも参加者は花を楽しむことができました。

 次の観察地「森林自然公園」では、100年~200年生のモミやツガの大木と多種の広葉樹林の中を約30分程歩いて、尾根のトガサワラの大木(指定樹齢300年)の前で、休みながら楽しく植物の勉強をしました。また途中の道沿いにはシャクナゲが美しく咲いていました。

 山を下った後に解散の挨拶をして、当日の自然観察会は無事に終了しました。

 

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