平成30年5月4日(金)当公益財団法人主催による「春の自然観察会」を開催しました。
当日は天気に恵まれ、参加者は春の陽気の中で和やかに自然観察を楽しまれました。
午前9時30分に新宮市熊野川町田長道の駅にて、一般参加者16名とスタッフ5名と総計21名が集合しました。
出発前に説明及び主催者の挨拶が行われ、その後マイクロバスなどに分乗して田長谷林道を約30分程上り、最初の観察地「森林自然公園」に移動しました。
100年~200年生のモミやツガの大木と多種の広葉樹林の中を約30分程歩いて、尾根のトガサワラの大木(指定樹齢300年)の前で、休みながら楽しく植物の勉強をしました。また途中の道沿いにはシャクナゲが美しく咲いていました。
次の観察地であるアケボノツツジなどのツツジ群生地入口に移動しました。
約10分の山歩きでアケボノツツジ群生地に到着しましが、今年は気候のためか花の付き具合がまばらで、数本の木に花が咲いている状態でしたが、少ないながらも参加者は花を楽しむことができました。
ツツジ観察の後、昼飯場所に移動して約1時間の休憩をとり、その後林道を戻り最初の集合場所へと帰りました。
山を下った後に解散の挨拶をして、当日の自然観察会は無事に終了しました。